カフェインの効果は?摂取量や弊害など

最近見つけたお店の親子南蛮そばにハマりそうです。
どうも、トラディショナルジムの本杉です。
カフェインはコーヒーやエナジードリンクに入っている物質として有名です。
眠気覚まし(覚醒作用)としての効果がよく知られていますが、その他の効果や摂取量など詳しくご存じでしょうか?

カフェインの効果

カフェインには様々な効果が期待できるとされています。

  • ・目が覚める
  • ・疲労感の軽減
  • ・運動パフォーマンスの向上


その他に体脂肪の減少効果があるとされていますが、明確な裏付けは得られていないのでここには記載しません。
一般的には眠気覚ましにコーヒーを飲んだり、疲れている時やトレーニング前にエナジードリンクを飲んでカフェインを摂取する方が多いと思います。
エナジードリンクに関しては、ゲーマーの方もプレイ前に飲んだりするみたいですね。
疲労感を抑える目的でカフェインを摂取する場合は、体重1kgあたり1~3mg、パフォーマンス向上の目的では4~6mgが目安とされています。
ただし、カフェインを長く摂取し続けると耐性ができて効果が弱まる可能性があります。
耐性ができても疲労感を抑える効果にはあまり影響しないらしいですが、パフォーマンス向上を目的とする場合は日常的な摂取には注意が必要です。

カフェインの許容摂取量

カフェインには様々な国や機関で摂取許容量が定められています。
カナダ保健省が2010年に発表した数値では、健康な成人は1日400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)までとしています。
妊婦または妊娠を予定している女性は、様々な国や機関の発表をまとめると、1日200~300 mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとしています。
コーヒー以外にも、紅茶、ココア、コーラ飲料は、ほぼ同程度のカフェインが含まれており、コーヒーにはこれらの約2倍のカフェインが含まれているとされています。
ただ、カフェインの含有量は種類によって異なる可能性がありますので、これらの数値はあくまで目安として考えてください。

カフェインの弊害

カフェインを過剰摂取すると、様々な健康被害をもたらす恐れがあるので注意が必要です。

  • ・めまい
  • ・心拍数の増加
  • ・興奮
  • ・不安
  • ・震え
  • ・不眠症
  • ・下痢
  • ・吐き気
  • ・頭痛
  • ・脱水症
  • ・緊張

参照:厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取について


脱水症に関しては、おそらく利尿作用のことかと思いますが、日常的にカフェインを摂取している場合はカフェインの耐性が強くなっている可能性があるので、普段からあまりカフェインを摂取していない人に当てはまるかもしれません。

なんでも摂りすぎはダメ

カフェインは摂取量を守れば身体に有益な効果をもたらしますが、摂りすぎには気を付けたほうが良さそうですね。
水や塩も摂りすぎたら死亡するリスクがあるので、カフェインに限らず健康に良さそうな栄養素の過剰摂取には注意してください。

執筆者:本杉 宏二