どうも、トラディショナルジムの本杉です。
高血圧は日本人の2人に1人が抱えているといわれる身近な健康リスクです。
とくに運動不足になりがちな現代人にとって、高血圧は放っておけない問題です。
今回は高血圧の原因や予防方法をわかりやすく解説していきます。
日々の生活習慣を見直すきっかけにしてみましょう💡
高血圧とは?
高血圧とは、血管にかかる圧力が常に高い状態をいいます。
日本人の死亡リスクの中で、喫煙と並んで高血圧は最大の生活習慣病リスク要因とされています。
完全に予防できれば年間10万人以上の命が救えるとも言われています。
高血圧の主な原因とは?
日本人の高血圧の最大の原因は、食塩のとりすぎです。
味噌汁や漬物、ラーメンのスープなど、日本人の食生活には塩分が多く含まれています🍜
若い男性の間では、肥満が原因で高血圧になるケースが増えています。
そのほか、飲酒、運動不足、ストレス、遺伝的体質なども関係しています。
病気が原因で起こる「二次性高血圧」もありますが、多くの人は原因が特定できない「本態性高血圧」です。
高血圧が引き起こす病気
高血圧が進行すると、血管が傷ついて動脈硬化を起こします。
すると、心臓では心筋梗塞や心不全、脳では脳梗塞や脳出血のリスクが高くなります。
認知症の原因にもなることがあるので注意が必要です。
見た目に症状が出にくいため、気づかないうちに体に負担をかけていることも多いです😰
高血圧の予防には減塩がカギ!
高血圧を防ぐために最も大切なのは「減塩」です。
1日の食塩摂取量の目標は、男性で7.5g未満、女性で6.5g未満とされています。
高血圧の方はさらに厳しく、6g未満を目指す必要があります。
減塩のコツは、
- ・漬け物は控えめにして浅漬けにする
- ・ラーメンのスープは残す
- ・薄味でも素材の旨味を活かす
- ・香辛料や酸味をうまく使う
- ・外食や加工食品を控える
これらを意識するだけでかなりの減塩効果があります。
野菜や果物をしっかり食べよう
カリウムを含む食品(野菜・果物・大豆製品など)には、塩分の排出を助ける働きがあります。
カルシウムを含む牛乳や乳製品も血圧を安定させるのに役立ちます。
ただし、腎臓に問題がある方はカリウム制限が必要な場合もあるので、医師に相談してください。
肥満対策も大切!
内臓脂肪が多い人ほど高血圧になりやすく、血糖や脂質の異常も重なってメタボリックシンドロームに進みやすくなります。
若いうちから運動や食事管理で適正体重を維持することが大切です🏃♂️
とくに中年の男性は要注意です。
健診と家庭での血圧測定を習慣に
高血圧には自覚症状がほとんどありません。
そのため、年に1回の健診をしっかり受けることがとても大切です。
家庭用の血圧計を使って毎日血圧をチェックするのも有効です。
自分の健康を守るための習慣にしていきましょう。
まとめ
高血圧は誰でもなりうる、身近な生活習慣病です。
日々の食生活を見直し、減塩・運動・睡眠・ストレス管理を意識することで、予防につながります。
まずは自分の血圧を知るところからスタートしてみてください😊
参照:厚生労働省 e-ヘルスネット 高血圧