どうも、トラディショナルジムの本杉です。
「生活習慣病」という言葉をよく耳にするかと思います。
聞いたことはあるけど、具体的にどんな病気なのか、何が原因で起こるのか、よくわからないという方も多いかもしれません。
この記事では、生活習慣病の基礎知識とその背景、そしてなぜ今、私たち一人ひとりが向き合うべきかを、わかりやすくご紹介します😊
生活習慣病とは?
生活習慣病とは、その名の通り「生活習慣」が原因で発症・進行する病気のことをいいます。
食事、運動、喫煙、飲酒、休養といった日々の習慣が、病気の引き金になることが多いのが特徴です。
具体的には、がん、心疾患(心筋梗塞や狭心症)、脳血管疾患(脳梗塞やくも膜下出血)、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などが含まれます。
これらの病気は、一度発症すると長期的な治療が必要になったり、命に関わることも少なくありません。
以前は「成人病」と呼ばれていた
実は、生活習慣病という言葉が使われ始めたのは1996年ごろからです。
それ以前は「成人病」と呼ばれていました。
成人病という呼び方は、40歳ごろから増える病気に着目しており、年齢とともに発症しやすい病気という意味合いが強いものでした。
しかし近年、病気の原因が「年齢」ではなく「生活習慣」にあることが明らかになってきました。
そこで、「生活習慣病」という新たな概念が導入されたのです。
なぜ生活習慣病が問題になるのか?
生活習慣病は、発症するまでに長い時間がかかる「慢性疾患」です。
そのため、自覚症状がないまま進行してしまい、気づいた時には重症化しているケースも少なくありません。
また、生活習慣病の多くは、日々の生活を見直すことで予防が可能です。
特に大切なのは「一次予防」で、つまり病気になる前に予防するという考え方です。
健康診断での早期発見も大切ですが、それよりも前に、自分の生活を見直して病気を防ぐことが、将来の健康にとって大きな意味を持ちます💡
子どものころからの習慣がカギ
生活習慣は、実は小児期から形成されます。
例えば、偏った食事や運動不足が習慣になってしまうと、大人になってからもその影響が続き、病気のリスクが高くなってしまいます。
だからこそ、家庭や学校での健康教育が重要です。
小さいころから健康的な生活習慣を身につけることで、大人になってからの生活習慣病リスクを下げることができます。
生活習慣病の原因と関連する病気
生活習慣と深く関係している主な病気には、以下のようなものがあります。
- ・食習慣の乱れ → 糖尿病、肥満、脂質異常症、大腸がん、歯周病
- ・運動不足 → 高血圧、糖尿病、肥満
- ・喫煙 → 肺がん、心臓病、COPD、歯周病
- ・飲酒 → アルコール性肝疾患
これらはすべて、日々の生活習慣の積み重ねでリスクが高まるものばかりです。
逆にいえば、生活を見直すことで予防できる可能性があるということです✨
自己責任ではないという視点も大切
ただし、生活習慣病の原因は生活習慣だけではありません。
遺伝的な体質や、職場や家庭などの社会的環境、経済的な事情なども関係してきます。
そのため、「生活習慣病=自己責任」という考え方には注意が必要です。
病気になった方を責めるのではなく、社会全体で予防に取り組むことが求められています。
パーソナルジムでできること
私たちのようなパーソナルジムでは、運動習慣のサポートを通じて、生活習慣病の予防に貢献できます🏋️♂️
一人ひとりの生活スタイルに合わせた運動プログラムで、無理なく健康的な習慣を身につけることが可能です。
生活習慣病は、自分の努力で予防できる部分が多くある病気です。
だからこそ、「いつかやる」ではなく「今日から少しずつ」が大切です🍀
参照:厚生労働省 e-ヘルスネット 生活習慣病とは?