昔はプラモデル作りが好きでよくガンプラを作っていました。
どうも、トラディショナルジムの本杉です。
みんな大好きなお米。
日本人にはかかせない主食ですよね。
時間が無いときはおにぎりを食べて栄養補給!
でもいいんですが、実は大豆と一緒に摂取するとよりいい事があるんです。
お米と大豆を一緒に摂取する理由
お米=炭水化物のイメージがありますが、意外とたんぱく質も含まれています。
たんぱく質は元々アミノ酸の集合体を指すもので、お米のたんぱく質にはリジンというアミノ酸が不足しているんです。
そこで大豆の出番という訳なのですが、大豆にはリジンが多く含まれています。
お米と大豆を一緒に摂取することで、お米に不足しているアミノ酸を大豆が補ってくれるので、より効率的にたんぱく質を摂取する事ができるんですね。
アミノ酸スコアを知る
アミノ酸スコアとは、物凄く簡単に説明すると「良質なたんぱく質」の指標で、アミノ酸スコアが100に近づくほど良いたんぱく質とされています。
身体を構成するのに必要なアミノ酸は全部で20種類あり、その内の9種類が必須アミノ酸といって体内では合成不可能な成分です。
この9種類の成分が全て基準量を上回るとアミノ酸スコア100のたんぱく質とされます。
お米は必須アミノ酸9種類のうちリジンだけ基準量を下回る為、アミノ酸スコアが100より低いですが、大豆と一緒に摂取すれば問題ありません。
実は理にかなった食べ合わせ
日本食の凄いところは、アミノ酸スコアの観点から見ても非常に理にかなった食べ合わせなんです。
ご飯と納豆、ごはんと味噌汁、ゴハンと豆腐、赤飯などが良い例ですね。
ゆっくり食事をとる時間が無い時におにぎりを食べるなら、具材や食べ合わせる物を工夫してみるのがオススメです。
やっぱりお米が一番!
現在、世の中では「糖質制限」や「低糖質ダイエット」などが流行っていますが、個人的にはあまりオススメしません。
主食を抜いてカロリー制限をすれば当然体重は落ちやすくなりますが、糖新生やリバウンドの観点から非常にリスクが高いです。
そもそも国が推薦する日本人の食事摂取基準量では、炭水化物(糖質+食物繊維)は1日の総摂取カロリーの50~65%となっています。
糖尿病や糖質の摂取に制限がある人以外は、選りすぐりの大学教授達が定めた指標を無視してリスクの高いダイエットを行う必要は無いです。
これからも大好きなお米を食べて健康的なカラダ作りを目指しましょう。