RPEを使ってトレーニングをしよう

最寄りのスーパーのおはぎにハマっております。
どうも、トラディショナルジム代表の本杉です。
筋トレをする際に、「限界ギリギリの回数まで追い込まないと意味ないよ」といったコメントをよく目にします。
実際、僕もトレーニングを始めた当初は誰に言われたのか忘れましたが、その言葉を信じて追い込みまくっていました。
確かに追い込んだ方がトレーニングをしっかりやりきった感は得られましたが、怪我のリスクを負ってまで追い込む必要があるのかずっと疑問に思っていました。
そんな時に出会ったのがRPEでした。

RPEとは?

RPE(rate of perceived exertion)とは「自覚的運動強度」の意味で、自分が今どれくらいのキツさでトレーニングをしているのか?を表す指標です。
僕が所有してるNESTAの資格では、RPEはボルグスケールという表を使い、「かなりきつい」「ややきつい」「普通」「楽」など主観的に感じる疲労度を示すものでした。
しかし、パワーリフティングなどで使われるRPEでは、「あと何回できたか?」を表すもので、例えばベンチプレスを70kg×8レップ行い、「あと2レップできたかも?」と感じた場合はRPE8となります。

RPEの表

参照:肉体改造のピラミッド トレーニング編

実際、様々なトレーニングのプログラムを見ても、RPE9.5~10でのトレーニングメニューはほとんどありません。
トレーニングの一番の敵は怪我をすることですので、限界に近い重量や回数で追い込むことはかなりのリスクです。
僕も基本的に限界まで追い込むようなトレーニングはしていませんが、しっかり筋肥大はしますし、重量も伸びています。
初心者のうちはなんとなくトレーニングをしていてもそれなりに筋肥大や筋力アップはしますが、そのうち壁にぶつかります。
そうなった時は、RMテストやRPEで重量、レップ数、セット数を決めて適切なプログラムを組むことをオススメします。

一番重要なのは継続すること

トレーニングを行っていく中で一番重要なのは継続することです。
適度にオフの日を作り、栄養のある食事を摂り、しっかり睡眠時間をとる。
疲労が蓄積して大怪我をすることだけは絶対に避けたいですよね。
自分のカラダを追い込み過ぎないように気を付けてください。

執筆者:本杉 宏二