メタボリックシンドロームとは?原因と予防法をわかりやすく解説💡

どうも、トラディショナルジムの本杉です
人間が健康を守るために、日々の生活習慣を見直すことはとても大切です。
特に気をつけたいのがメタボリックシンドローム(メタボ)です。
メタボってよく耳にする機会は多いと思いますが、正しく理解できている人は意外と少ないかもしれません。
この記事では、メタボの定義やリスク、予防法などをわかりやすく解説します。
パーソナルジムに通っている方、健康に関心のある方にとっても知っておきたい内容です🏃‍♂️

メタボリックシンドロームとは?

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満を中心に、血圧・血糖値・脂質の異常が組み合わさって起こる状態です。
これらの症状が軽度であっても複数重なると、動脈硬化が進みやすくなり、心筋梗塞や脳卒中といった重篤な病気のリスクが高まります。
単なる「太っている」ということとは少し違い、特にお腹まわりに脂肪がついている「内臓脂肪型肥満」がメタボの大きな特徴です。

診断の基準は?

日本では、以下の基準でメタボかどうかを判断しています。
まず、腹囲(へそ周り)が基準値以上であることが前提条件です。

  •  ・男性:85cm以上
  •  ・女性:90cm以上

さらに、以下の3つの項目のうち、2つ以上に該当する場合にメタボと診断されます。

  • ・高血糖:空腹時血糖値110mg/dL以上
  • ・高血圧:収縮期130mmHg以上、または拡張期85mmHg以上
  • ・脂質異常:中性脂肪150mg/dL以上、またはHDLコレステロール40mg/dL未満

これらの数字が当てはまるかどうかは、健康診断の結果をチェックすると分かります📋

どうして問題なの?

メタボの怖いところは、それ自体が病気ではないという点です。
しかし、メタボの状態を放置すると、動脈が硬くなりやすくなり、心臓や脳の血管の病気を引き起こすリスクが高まります。
たとえば、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気に発展することもあります。
そのため、早めに生活習慣を改善することが非常に重要です。

予防のポイントは?

メタボを予防するためには、内臓脂肪を減らすことが最大のカギになります。
そのためにおすすめなのが、以下のような生活習慣の見直しです。

  •  ・食事の見直し(腹八分目を意識する、脂肪分を控える)
  •  ・適度な運動(ウォーキングや軽い筋トレなどを継続する)
  •  ・十分な睡眠とストレス管理
  •  ・禁煙と節酒🚭🍺

特にお腹まわりの脂肪(内臓脂肪)は、皮下脂肪より優先的に落ちやすいと言われています。

生活を変える第一歩

いきなりすべてを変えるのは難しいかもしれませんが、小さなことから始めることが大切です。
まずは自分の体を知ること、そして少しずつ変えていくことを意識してみましょう✨

まとめ

メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積と複数の生活習慣病リスクが組み合わさった状態です。
放置すれば重大な病気につながる可能性があるため、早めの対策が重要です。
腹囲や血圧、血糖値などを定期的にチェックし、日々の生活を見直すことが予防の第一歩です。
無理なく楽しく、健康的な体づくりを目指していきましょう。

参照:厚生労働省 e-ヘルスネット
・メタボリックシンドローム(メタボ)とは?
・メタボリックシンドロームの診断基準
・メタボリックシンドローム改善のための基本戦略

執筆者:本杉 宏二