トレーニングのストレスと向き合う5つの方法

どうも、トラディショナルジムの本杉です。
健康のため、理想の自分を目指すために始めたトレーニングのはずなのに、気づけば義務感と自己否定ばかりに感じたことはないでしょうか?
身体を整えるための習慣が、いつの間にか心を追い詰めている。
そんな時は、トレーニングと自分の関係性の調整が必要かもしれません。

ストレスと付き合うための5つのポイント

ある程度トレーニングの経験を積んで習慣付いているにもかかわらず、なぜかモチベーションが上がらない、身体の調子が悪い、気分が落ちる…。
実際、僕もそんな時期がありました、というか今でもそう感じることはあります。
こういうネガティブな時期に多くの人はトレーニングのメニューを見直そうとします。
確かに定期的なメニューの見直しは大事ですが、それよりもまず考えるべきは身体の違和感です。
呼吸が浅い、寝つきが悪い、食欲が湧かない、集中できないなど。
こういった小さな身体の違和感が続くようなら、それはストレスのサインです。
必要なのは、トレーニングの内容よりも、トレーニングとの関係性を見つめ直すことかもしれません。

1.言葉にすることで見えるストレスの正体

運動によるストレスは誰かに話すだけでも軽くなることがあります。
トレーニングの内容以外でストレスを感じることは多々あり、たとえば、スポーツジムでマシンを占拠してずっとスマホをいじっている人がいます。
その器具を自分が使いたい場合、待っている間ものすごいストレスを感じるかと思います。
こういったケースは、遠慮なく周りのトレーニーと共有して「あるあるだよね〜」と発散してしまいましょう。
マナー違反の人物に直接注意するとトラブルになりかねないので、来店時間を覚えておいてスタッフに電話か直接伝えましょう。

2.プロに頼ってトレーニングとの距離を見直す

運動に関するストレスを感じたとき、インターネットや知人を頼ることもいいですが、専門家のサポートを受けるのも健全な選択のひとつです。
医師、整体師、パーソナルトレーナーなど、自分が相談しやすい相手で構いません。
1人で悩んでいるよりも、誰かを頼ることは精神的なストレスをやわらげてくれます。
これはコーチ側にも同じことが言えます。
あるコーチは、長年トレーニングを続けているうちに運動が苦痛になり、セッション前に気分が沈むようになりました。
専門家のカウンセリングを受けたことで、自分がストレスを抱えていたことに気づき、無理なく運動と向き合えるようになりました。
自分以外の視点からの情報を取り入れることで、運動との関係を健全に保つことができることもあります。
無理をせず、時には思い切ってセッションを休む期間を設けるなどの選択も、前向きな一歩と言えます。

3.思い切って休むことで得る心身のサイン

長年トレーニングを続けていると、休むという決断は簡単ではありません。
「筋肉が減ってしまうのではないか?」「太ってしまうのではないか?」
このように、一種の強迫性障害に近い状態に陥ってしまい、心も体も疲れているのにトレーニングを続けてしまいます。
ですが、あえてトレーニングとの距離を置くことで、心や身体の声に気付けることがあります。
あるスポーツ指導者は、長年の習慣で続けてきたトレーニングにふと疑問を感じ、1週間完全に運動を中断しました。
すると、心が軽くなり、朝の目覚めが良くなったそうです。
「続けること」が目的になっていたことに気づき、改めてトレーニングを見つめ直すきっかけになりました。
休む際にはどのくらいの期間休むのか、完全に休むのか、軽く運動はするのか、などのルールを予め決めておくと不安を減らせます。
せっかく休む期間を作ったのですから、空いた時間は旅行、趣味、マッサージなど自分を喜ばせる時間として活用しましょう。
休むことはとっても大事ですよ。

4.自分の考え方のクセと向き合う

トレーニングで感じるストレスは、受け止め方を変えるだけで和らぐことがあります。
例えば、会社帰りにジムに通うAさんは「また行けなかった」「自分は意志が弱いダメな奴だ」と落ち込んでいました。
しかし、カウンセリングを通じて「今はそう感じているだけ」と据え直す練習を始めたことで、気持ちが楽になりました。
結果、自然と運動習慣が身に付いて、ジム通いが続くようになったそうです。
また、誰かに傷つくようなことを言われたり、他人の目が気になってしまう場合でも、「自分の価値とは関係ない」と距離を取る意識が役立ちます。
何事も過剰に反応せず、気にし過ぎない、切り替える、などの柔軟な姿勢がトレーニングとの健全な関係づくりを助けてくれます。

5.やめる決断で新たな再出発を

トレーニングを続けることがつらく感じる時、思い切ってやめるという選択が心身を守るために必要な場合もあります。
これは逃げや挫折ではなく、自分の本音を尊重する前向きな判断です。
ある女性は、毎日の運動を義務のようにこなしていましたが、次第に「やらなきゃ」という使命感に疲れてしまいました。
そこで思い切って運動習慣を手放したことで、自分の身体の声を冷静に聞けるようになり、生活にゆとりが戻りました。
実際、運動をやめたことでかえって自尊心が回復して自分を大切にできるようになったというケースも少なくないです。
無理に続けてストレスを抱えるよりも、自分に合わないやり方を見直して別のスタイルを模索することで、より健全な道を見つける場合もあります。

やめることは終わりではなく新なスタート

トレーニングとの関係を一度リセットすることで、より自然なかたちで自分に正直になるスタートがきれるかもしれません。
仕事や子育てなど、さまざまな事と運動を両立させるのにストレスが生じる事は避けられません。
ですが、それと向き合い、どのように乗り越えていくかが重要です。
トレーニングや自分自身との関係性を見つめ直し、心身の状態を少しずつ整えていきましょう。

参照:NESTA PERSONAL TRAINERS MAGAZINE Vol.20
ストレスと付き合う5つの方法~自分との関係性を整えるフィットネス習慣へ

執筆者:本杉 宏二